不動産担保ローンのメリットとデメリットについて

不動産担保ローンとは、名前の通り、不動産を担保にして借りるローンのことである。

例えば、クレジットカードのキャッシングなどは、その人の信用力をもとにお金を借りるという無担保型の商品であるが、不動産担保ローンはその人の信用力は勿論、不動産の価値に応じてローンが組める商品である。

このローンにおけるメリットは、1.借入金額が大きい点2.金利が安い点である。

まず、1.については、借入金額は、その不動産の担保価値を評価して、相応の範囲内での融資となるので、制限はあるが、無担保ローンに比べて借入金額が高い。

また、2.については、担保がついている分、万が一のときは不動産を売って債権回収ができるので、金融機関にとっては安心が大きくなり、その分、金利も安くなる。

次にデメリットであるが、担保とする不動産には抵当権が設定されるので、上記で述べたように、返済不能となってしまった場合には、担保とした不動産は競売に掛けられることになり、不動産を失うというリスクがある。

また、競売による売却代金は、借入金の返済に充てられるが、売却代金が返済残額に満たない場合には、その分の債務は残ることになる。

更に、諸費用も諸々かかってくる。

手数料、契約書の印紙代などは勿論、登記費用、不動産鑑定料など、場合によっては数十万かかってくるので、諸費用はしっかりと考慮しなければならない。

以上、元銀行員のコラムでした。

Posted by 2013年8月22日 Category: メリットとデメリット