不動産担保ローンの評価について

金融機関が不動産担保ローンを取り上げる際、返済原資である所得が安定的にどの程度過去にあり、今後も予想されるかを見極めることが大切です特に個人を対象とする不動産担保ローンにおいては、融資期間が30年程度の長期にわたるものが一般的です変化の激しい昨今の経済情勢の下では、将来予測がはなはだ難しく、何が発生してもおかしくない状況下でもあります。

従って、万一勤務先の倒産や業績不振で、見込み所得が大幅に予測を下回った場合には、返済が不能となり延滞債権になる事例が多い借主にとっては、いかに不可抗力なことであっても、いつまでも返済猶予を申し出るわけにもいけません最終的には自分で担保物権の任意処分なり、自己破産申し立てによる競売処分を待つ以外に方法がありません。

しかしながら、理想的な任意処分の手続きを進めるには、金融機関の協力が必要になります。

借入残高を上回る金額で売却が成立しないと、金融機関に設定されている担保権が抹消されません金融機関サイトでは貸出金の返済が滞り、少しでも元本の未回収が発生してしまうと、大きな痛手をこうむります。

貸手と借り手の双方が幸せであるためには、借り入れ申し込み依頼時における担保物件の評価が厳正に行なわれることです従って、売買事例や鑑定評価書は、ことの他慎重に調査しておくことが求められます。

Posted by 2013年7月11日 Category: 評価